カードカウンティングはオンラインで成立する?

はじめに

このテーマはよく聞かれます。「ネットのブラックジャックでカードカウンティングはできるの?」です。答えはシンプルです。RNG(コンピュータ抽選)型では、ほぼ成立しません。ライブディーラー型では、条件がそろえば理論上はありえます。でも実際は、とても難しく、リスクも大きいです。

まず用語を整理します。カードカウンティングとは、出たカードの偏りを数えて、次の手が有利か不利かを見ます。デッキを深く使い、再シャッフルが遅いほど、効果が出やすいです。ネットではこの条件が、ほとんど満たされません。

注意点です。各サイトの規約はとても強いです。運営は自由に人数制限やベット制限、アカウント制限を行えます。法律も地域で違います。必ず年齢や地域のルールを守ってください。問題ギャンブルが心配な方は BeGambleAwareGamCare の支援を使いましょう。

結論サマリー(先に要点)

  • RNG型ブラックジャック:毎回シャッフルと同じ性質です。カウントは効きません。乱数は第三者により検査されます(例:GLI、eCOGRA、iTech Labs)。
  • ライブディーラー型:連続シャッフル機(CSM)がない、デッキを深く使う、ルールが良い、ベット上限が充分など、厳しい条件でのみ理論上は可能性があります。ですが、運営の対策や制限で実務はきわめて難しいです。

カードカウンティングの前提(超やさしく)

仕組みはこうです。たくさんのカードが入ったシューから、カードが出ます。高いカード(10やA)が多く残ると、プレイヤーが有利になります。低いカードが多く残ると、ディーラーが有利になります。これを数(カウント)で追います。

効果が出る条件は3つです。

  • 再シャッフルが遅い(同じシューを深く使う)。これを「デッキペネトレーションが深い」と言います。
  • 数えた結果に合わせて、賭け金(ベット)を変えられる。
  • ルールが不利すぎない(例:ディーラーS17、DAS可など)。

でも、具体的な数え方やアプリの使い方は規約違反になることがあります。ここでは手順の解説はしません。数え方の数学や基本理論を学びたい人は Wizard of Odds の基礎解説が参考になります。

オンラインの方式:RNGとライブの違い

ネットのブラックジャックは大きく2つです。

  • RNG(コンピュータ抽選):画面上だけで進みます。毎手ごとに乱数でカードが出ます。多くの国では、第三者機関の監査とテストが必須です。参考:UKGCのリモート技術基準、eCOGRAのプレイヤー向け情報。
  • ライブディーラー:スタジオに本物のディーラーがいて、配信します。テーブルのルール(S17/H17、DAS、デッキ数)が分かります。例:Evolutionのブラックジャック、Playtech Live。

RNG型で成立しない主因

RNGは、毎手が「新しいシャッフル後」とほぼ同じです。つまり、前のカードの偏りは、次の手に持ち越されません。だから、カウントしても有利になりません。乱数は、公的ガイドラインや試験機関で検査されます(例:GLIの検査eCOGRAの認証)。

また、多くの規約は「外部ツール」「ボット」「自動化」を禁止しています。規約違反はアカウント凍結や没収の原因になります。規制情報は UKGC や各国当局の公開資料で確認しましょう。

ライブディーラーで成立し得る条件と、ほぼ必ず当たる壁

理論上、次の条件が必要です。

  • CSM(連続シャッフル機)がない。CSMがあると、常にまぜ直し状態で、カウントは無効です。CSMの説明は 百科事典の解説 が簡単です。
  • デッキペネトレーションが深い。つまり、再シャッフル前に多くのカードが出る。
  • ルールが比較的有利(S17、DAS可、スプリット後のダブル可、デッキ数が少なめ)。
  • 十分なベット上限。カウントが高い時に賭けを上げられないと、期待値は出ません。

でも実務には壁があります。

  • テーブルが混んでいる。手数が減り、観測がぶれます。
  • 映像ラグやUIで、正確な追跡が難しい。
  • 運営の対策。長時間の不自然なベット幅や、典型的な行動は監視されます。警告、ベット上限の急な引き下げ、テーブルからの退出などが起きます。
  • KYC(本人確認)の強化。出金前に厳しく審査されます。参考:UKGCのKYC/年齢確認ガイド。
  • 長い分散。理論上のプラスはとても薄いことが多いです。資金が大きく揺れます。十分な資金計画が必要です。

規約・法的・アカウントのリスク

多くの運営は、規約で広い裁量を持ちます。理由の説明なしに、ベット制限やアカウント制限を行えると書かれていることもあります。地域の法律も違います。自分の地域でオンライン賭博が合法か、年齢条件を満たすかを必ず確認してください。規制の枠組みは UNLVのギャンブル研究 なども参考になります。

また、VPNで地域制限を避ける行為は、規約違反となることが多いです。見つかると、勝ち金が無効になる場合もあります。規約はしっかり読みましょう。RNGの公正性やセキュリティ要件は、各国当局が定めています(例:UKGCの技術基準)。

よくある誤解を正す

  • 「RNGでも長くやればカウントが効く」→効きません。毎手シャッフル相当だからです。
  • 「ライブはどこでもカウント可能」→CSMが多く、ペネトレーションも浅いことが一般的です。
  • 「カウントアプリなら楽勝」→多くの規約で外部ツールは禁止です。検知されると制限や凍結の可能性があります。
  • 「VPNならバレない」→多くの運営はIP、KYC、支払い情報で整合を見ます。発覚時の損失は大きいです。
  • 「勝利は保証される」→賭けに保証はありません。分散は長く、損失も普通に起きます。

代替アプローチ:まずは健全で現実的な方法

  • ベーシックストラテジーを身につける。ハウスエッジを最小にします。図表と根拠は Wizard of Oddsの基本戦略 が有名です。
  • 良いルールのテーブルを選ぶ。S17、DAS可、スプリット後のダブル可、デッキ数が少ないほど一般に良いです。ゲームごとのRTPの考え方は UKGCのRTP解説 が役立ちます。
  • バンクロール管理。1回のベットは資金のごく一部にする。損切りと時間管理を決める。
  • ボーナス条件をよく読む。ゲーム別の消化率や上限が細かく決まります。規約違反の「抜け道探し」はやめましょう。
  • 休む勇気。連敗や高ストレスの時は、必ず休む。支援が必要なら GamCareの相談 を活用。

実地検証の設計例(自分で確かめたい人へ)

規約を守り、行動を誇張せず、観察メモを取るだけの設計です。

  • 同一プロバイダーのライブ卓を選ぶ(例:Evolution)。CSMの有無、S17/H17、DAS可否、デッキ数をメモ。
  • セッションを分ける(例:30分×5回)。各回で「再シャッフルまでのカード消化の深さ(おおよそ)」「テーブルの混雑」「最小/最大ベット」を記録。
  • 数の偏りはあくまで「観察」にとどめる。外部ツールは使わない。
  • 結果は平均とばらつきで見る。短期の勝ち負けに意味を持たせすぎない。
  • 再現できる書式で記録。日付、卓名、ルール、観察メモ、終了条件を明記。

RNGの仕組みや乱数の考え方が気になる人は、技術基準や試験の公開情報も参考に。例:GLIeCOGRANISTの乱数ガイド

レビュー情報の上手な使い方(卓の比較)

ライブの卓は、プロバイダーやテーブル名ごとにルールが違います。S17かH17か。CSMがあるか。最小/最大ベットは何か。混雑はどうか。こうした情報をまとめて比較できるレビューは、とても便利です。外部の比較リストなら https://gamblerschoice.net/ のように、テーブルの仕様や注意点を整理しているサイトがあります。自分の地域のルールと規約に合う範囲で、参考にしてください。

まとめ(次にやること)

  • RNG型ではカードカウンティングは成立しません。毎手シャッフル相当だからです。
  • ライブ型では、CSMなし・深いペネトレーション・良いルール・十分な上限など、厳しい条件下で理論上可能性はあります。しかし、検知と制限、長い分散、実務の障壁で、現実には非常に難しいです。
  • まずはベーシックストラテジー、テーブル選び、資金管理を重視しましょう。規約と法律を守り、責任あるプレイを最優先に。

FAQ

オンラインでカードカウンティングは違法ですか?

多くの国では、違法とは限りません。でも、サイト規約で禁止や制限の対象になることがあります。規約違反はアカウント制限の原因です。規制の考え方は UKGC の資料が参考になります。

ライブで検知されたらどうなりますか?

ベット上限が下がる、テーブルから外される、アカウントが制限される、などが起きます。勝ち金の審査も厳しくなります。

カウント用のアプリを使ってもいい?

多くの規約で外部ツールは禁止です。使うと凍結のリスクがあります。自分の判断で規約をよく確認してください。

ベーシックストラテジーは効果がありますか?

はい。ハウスエッジを下げます。ただし、プレイヤー側が長期で有利になるわけではありません。基本表は Wizard of Odds を参照。

CSMって何ですか?

連続シャッフル機です。常にカードを混ぜ直すので、カウントは無効になります。概要は こちらの解説 が分かりやすいです。

RNGは本当に公平?

認可サイトでは、第三者機関がテストと監査をします。例:eCOGRAの認証一覧iTech Labsの証明

責任あるプレイの助けはありますか?

あります。無料相談や自助ツールがあります。例:BeGambleAwareGamCare

免責・注意

この情報は学習用です。投資や賭博の勧誘ではありません。オンラインカジノには、損失と制限のリスクがあります。地域の法律と年齢条件を守り、各サイトの規約を必ず確認してください。問題ギャンブルの不安がある場合は、専門機関に相談しましょう。