■ プログレッシブジャックポット
|
■ プログレッシブジャックポット
|
プログレッシブジャックポットとは、ソフトウェアプロバイダー・プレイテック社を例として説明します。
プレイテック社のソフトを利用するオンラインカジノはプレイテック社とライセンス契約をしてプレイテック社のサーバー内にソフトウェアを設置します。 カジノ運営会社は利用するゲームを選択しますが、その中にプログレッシブジャックポット機種が含まれた場合には、同じ機種を導入しているすべてのオンラインカジノが結ばれます。 1つのカジノからはスピンごとにジャックポット賭け金率(機種により違う)がプレイテック社のジャックポット口座に累積されていきます。 累積されたジャックポット金額は機種ごと(プレイテックマーベルジャックポットはグループごと)にジャックポット賞金額としてスロットマシンに表示されます。
どこかのオンラインカジノでプレーヤーの誰かがジャックポットを引き当てる累積されたジャックポットが払い出されるというシステムです。
このプログレッシブジャックポットには様々な仕様があり、賭け金率10%という機種もあります。ただし賭け金率だけで高額なジャックポットになるというわけではなく、賭け金率、当選確率、参加者数などの要件により 累積金は違ってきます。
疑問になるのが、例えば1秒前に誰かがジャックポットを当てた場合は「0」になるのかということですが、各ジャックポットには開始額が決まっていて「0」ということはありません。
プログレッシブジャックポット機種は各ソフト会社で看板化されておりプレイテックのゴールドラリー、マイクロゲーミングのメガムーラー、インターカジノのミリオネアーズクラブが有名です。
この記事を書いている時点では、ゴールドラリー$883,692.82、メガムーラー:$4,044,194.00、ミリオネアーズクラブ:$1,842,478.19でした。ゴールドラリーは直近でジャックポットが出たようです
※スロットマシンもブラウザゲーム化されてきているため専用ソフトのインストールが不要のものも多くなってきました。以前はマイクロゲーミングの看板だったメガムーラー、メジャーミリオンズなどはブラウザゲーム化されたものは ベラジョンカジノなど多数のソフトを使うフラッシュカジノでも共有されるようになって来ています。
■ プレイテック マーベルジャックポット
|
プレイテック社がアメリカのマーベルエンタテインメント(マーベルコミック)とライセンス契約して展開しているプログレッシブジャックポットスロットマシン郡を「マーベルジャックポット」といいます。
マーベルの超有名キャラクター「アイアンマン」「ハルク」「スパイダーマン」「エックスメン」「キャプテンアメリカ」等がスロットマシンになっています。
マーベルジャックポットはプレイテックのソフトを利用するカジノでマーベルキャラクターを使うすべてのスロットマシンから「0.99%」を賭け金として徴収してプログレッシブジャックポットとし、 4段階のジャックポットで払い出します。①パワージャックポット(POWER)、②エクストラパワージャックポット(EXTRA POWER)、③スーパーパワージャックポット(SUPER POWER)、④究極パワージャックポット(ULTIMATE POWER) といい①が当たり易いが賞金は低く④は確率が低いが1億円を超えることも多い設定になっています。
このジャックポットが人気のある理由はキャラクターだけではありません。通常のプログレッシブジャックポットはマックスベットでのスピン条件やベット金額に比例した賞金が一般的ですが、マーベルジャックポットはスピンさせることが ジャックポット獲得の条件になっていて、スピンすればジャックポット獲得のチャンスがあるということです。ただし、確立はベット金額に比例しますので高額でスピンさせたほうがジャックポットへの近道ということになりますが、 ④究極パワージャックポットのジャックポットはともかく①、②は1ドル2ドルでも頻繁に当たるのでスロットプレーヤーに人気があります。
※2009年にウォルト・ディズニーはマーベルエンタテインメント社を40億ドルで買収しました。 マーベル社と2005年にライセンス契約を結んでスロットマシンを展開したインターカジノ、888カジノは2014年で契約切れでマーベルキャラクターを使ったゲームは姿を消しました。 ディズニーはギャンブル会社とはライセンス契約しない方針ですのでプレイテックのマーベルスロットもいずれはなくなると思われますが、ネット情報によるとプレイテックとマーベルの契約は2009年だそうですので 他のカジノと同じ期限での契約だとしたら当分は楽しめそうです。(未確認です。)